活動紹介


春季フル空連主催大会(2024年4月14日 パルシー・アリーナ)

本日春季主催大会が開催され、ワンマッチに旬瑛、トーナメントの軽重量級に皐太、また重量級にはみすずちゃんと瑛太が参加しました。

今回は旬瑛と皐太はそれぞれワンマッチとトーナメントで勝利と優勝をしました。みすずちゃんと瑛太は残念ながら入賞できませんでしたが、今回の経験を活かして再度挑戦しましょう。勝利の反対は敗北ではなく挑戦しないことですので、敗北は勝利へいたるプロセスの一部ですね。

それぞれの試合をコメントしますと、まず旬瑛は相手は背も高くパワーもありましたが、いつものような攻撃とは違って、落ち着いた試合運びでした。相手の隙をついたハイキックが勝因になりました。

皐太のトーナメントの相手は強く見応えのある試合でした。皐太のハイキックが的確にガードされてポイントに差がない状態からの判定でしたが、積極的に攻撃を仕掛けた皐太に副審全員の旗が挙がりました。

みすずちゃんもいつものように自分から積極的に攻撃していたのですが、相手が試合慣れしていたためかハイキックが決まってしまいました。ガードは以前より大分上達していますので心折れることなく次回頑張りましょう。

瑛太は本戦では勝敗がつかず延長戦に入りました。本戦ではほぼ互角でしたが、延長戦ではスタミナが切れたのかやや相手の攻撃が目立つ展開になりましたね。小学校も今年で卒業ですが機会があればまたチャレンジしてください。

最後に試合に参加してくれた少年部とその保護者の皆さん、また応援に駆けつけてくれたスタッフとマネージャーの橋詰さん、試合当日はお疲れ様でした。


冬季昇級審査(2023年12月17日 パルシー柔道場)

本日冬季昇級審査が行われ、一般部の佐渡山さんが五級に昇級いたしました。

佐渡山さんは当初は航生と親子で参加されていましたが、航生がサッカーを始めたため稽古の休みが多くなりました。通常は親は子どもの付き添いというケースが多いため、子どもが稽古を休みますと親も一緒に休みがちです。

しかし佐渡山さんの場合は、せっかく空手を始めたので黒帯までは取得したい、とのことで引き続き熱心に稽古に参加いただいております。

組手を見ますと、空手歴が2年半になりましたので、前回審査より動きが格段に良くなっております。 

ただ大浦くんとの組手で脚を痛められたようですが、佐渡山さんの攻撃がパンチとキックの単発で終わっているため、相手のコンビネーションの攻撃に上手く対応出来ておりません。

今後は攻撃の基本のワン・ツー・キックのコンビネーションを練習することで、相手の攻撃のタイミングに合わせてキックを上手にカット出来るようになるかと思います。

最後に審査にご協力いただいた皆さんありがとうございました


秋季フル空連主催大会(2023年11月23日 パルシー・アリーナ)

本日秋季主催大会が開催され、当サークルからは美紗ちゃん(4年)が参加いたしました。

10月の大会では2試合申し込んで、1敗1引き分けでしたが、今回はハイキックが見事に決まって公式戦初勝利となりました。

前回の敗北に心が折れて、試合への挑戦を断念していたなら今回の勝利はありませんでしたので、まさに美紗ちゃんの勇気が引き寄せた価値ある一勝ですね!

試合に負けますと、ついつい永続的(次の試合も勝てない)、普遍的(私は試合に弱い)、内的(自分には才能がない)というネガティブな考え方にハマりがちです。そのような場合は一時的(今回は負けたが、次は勝てる)、限定的(たまたま運が悪かった)、外的(相手が強すぎたが、努力すれば勝てる)というポジティブな考え方へ転換いたしましょう

試合は終始積極的な攻撃で主導権を握っておりましたので、ハイキックの技有りがなくても十分判定で勝てました。ただハイキックが決まった瞬間、松井さんを含む副審4人のが一斉に横に挙がりましたが、これはいつ見てもテンションが上がる場面です。

今回は美紗ちゃんはルーキーで参加しましたが、同時に行われたエキスパートの試合と比べますと、まだまだ伸びしろがありますので、これからも高みを目指して稽古を続けていきましょう。

最後に試合に参加した美沙ちゃんと応援してくれたお父さん・お母さん、また副審として大会を支えてくれた松井さん、さらに応援に駆けつけてくれたサークルの皆さん、お疲れさまでした。


秋季フル空連指定大会(2023年10月22日 大宮武道館)

本日秋季指定大会が開催され、当サークルからは旬瑛(3年)、美紗ちゃん(4年)、皐太(4年)の3人が参加しました。

今回は全員2試合を申し込みましたが、美紗ちゃんは11敗の結果でした。2試合とも相手選手はハイキックは出さず接近戦でのパンチとローのみの攻撃でしたが、美紗ちゃんもそれに合わせた試合運びになり、得意のハイキックが決まらずに初戦は判定負け、2試合目は同じく判定で引き分けになってしまいました。こういった試合の場合、相手の攻撃につき合わずに後ろや横に距離をとってからハイキックをするか、また今後は至近距離からのハイキックも練習してみましょう。

旬瑛と皐太は、2試合とも勝利しました。旬瑛の初戦の動画では、警告・技ありの合わせ一本勝ちですね。2試合目では、自分より背の高い相手への果敢な攻撃で試合をリードし、相手の顔面に届くハイキックを何度もしかけ(これは相手のガードに阻止されましたが)、判定で副審の4本の旗を挙げさせて勝利しました。

皐太は、ハイキックの技ありの後、顔面殴打の警告を取られて、「ポイントに差はありません」からの審判判定で旬瑛と同じ副審・主審5人満場一致での勝利となりました。

ただ皐太が判定で勝利した際、嬉しさのあまり両手を挙げてガッツポーズをいたしました。これは武道としては負けた相手への配慮を欠いた不適切な行為ですので、その場で注意をいたしました。本人も注意された理由に納得していましたので、今後はガッツポーズは判定の際ではなく、お父さん・お母さんの元に戻ってからすることといたしましょう。

最後に試合に参加された少年部と保護者の皆さん、また応援に駆けつけてくれたサークルの皆さん、お疲れ様でした。


秋季合同練習試合(2023年9月3日 久喜市総合体育館)

本日少年部の合同練習試合が行われ、当サークルからは旬瑛(3年)、美紗〈みすず〉ちゃん(4年)、瑛太(5年)の3人が参加しました。

今回は美紗ちゃんのデビュー戦になりますが、見事な勝利を収めました。試合経過は、はじめ相手のハイキックによる技有りを取られましたが、後半にハイキックを返してタイに戻し、全体を通しての積極的な攻撃が認められて逆転勝利となりました。

瑛太・旬瑛兄弟は、いつものようにアグレッシブな攻撃から安定感のある勝利をゲットしました。ただ相手がそれなりに組手慣れしていますと、お互いに動きがスムーズに流れるのですが、今回は多少やりにくかったようです。

今後のスケジュールですが、1011月に、指定大会(少年部のワンマッチ)、主催大会(少年部のトーナメント、一般部のワンマッチ)が開催されます。

10月は少年部のワンマッチですので、瑛太や皐太はもちろん、旬瑛や美沙ちゃんも参加してみましょう!  特に旬瑛はこの公式戦に1勝しますと、瑛太や皐太のようにルーキー・トーナメント(エキスパートは2勝以上)に出場出来ますので頑張りましょう。

11月は少年部のエキスパート・トーナメントと一般部のワンマッチですので、少年部からは瑛太と皐太が、また一般部からは大浦くんが参加を検討してみましょう。

今回は松井さんが、判定の際、他の3人が周りを気にして判定が遅れたり、また自信なさそうにひじを曲げて旗を挙げている中で、素早く自らの判断で判定を下しているのが、当サークルの応援席で話題になっておりました。これからも周りの判定など気にせずに、自らの判断で判定を続けてください。

最後に応援に駆けつけてくれた皆さんお疲れ様でした。


春季昇級審査(2023年3月26日 パルシー柔道場)

本日春季昇級審査が行われ、少年部の琴美ちゃんと航生がそれぞれ九級と七級、一般部の佐渡山さんが七級に昇級いたしました。

琴美ちゃんは昨年1月から始めましたので、空手歴は1年を過ぎました。普段の組手にも熱心に取り組んでいて、今回の組手にもその成果が表れていますね。今後も楽しく稽古を続けていきましょう。

航生は一昨年5月からですので、まもなく2年になります。組手では守りに集中してその合間に小刻みに攻撃していますが、「攻撃は最大の防御」という言葉もあリますので、今後は守りと攻撃の比重を徐々に変えていきましょう。

 一部の父兄の間には、今だに「空手をやると粗暴になる」などの偏見がありますが、今回旬瑛と瑛太に琴美ちゃんと航生の見極めをお願いしましたが、自分が痛みを経験して強くなることによって、相手に合わせた思いやりのある組手ができるようになりますね。

佐渡山さんは入会されて1年半を過ぎましたが、組手の動きも格段に良くなってきています。ただ背が高く手足も長いため、どうしても突きや蹴りが大振りになってしまいますのでその点を改善していきましょう。

最後に審査にご協力いただいた皆さんありがとうございました。 


春季合同練習試合(2023年01月29日 久喜市総合体育館武道場)

審判講習会を兼ねた少年部の合同練習試合が行われ、当サークルからは旬瑛(2年)、皐太(3年)、瑛太(4年)の3人が参加しました。

瑛太・旬瑛兄弟は2試合を行い、共に2試合とも勝ちました。皐太は残念ながら判定で負けてしまいました。

瑛太の相手の子はまだ2人とも白帯のためか試合に慣れておらず、瑛太は上段回し蹴りの技ありニ本で見事な一本勝ちをおさめました。

旬瑛は2020年の春に練習試合を申し込みましたが、コロナのため中止になりましたので、今回がデビュー戦になります。練習試合ではなく公式戦に1勝以上しますと、ルーキー・トーナメント(エキスパートは2勝以上)に出場出来ますので頑張りましょう!

皐太の相手は試合慣れをしている強い子だったため、試合の流れからは延長かと思われましたが、終了間際に相手の子の上段回し蹴りが決まり試合の印象が変わってしまいました。

あと今年から試合規則が以下に変更になります。①相手の胴回し回転蹴りに合わせて、倒れた相手に即、下段突きで決める動作をした場合、技ありとなる。②蹴りを取った状態からの足払い(警告1

①は少年部・一般部共通ですが、②は一般部のみです。特に①は、何度もパフォーマンスで胴回し回転蹴りを行なって、試合を中断させる行為の防止策ですね。

最後に試合に参加された少年部と保護者の皆さん、副審を務められた成塚さんと松井さん、また応援に駆けつけてくれたサークルの皆さん、当日はお疲れ様でした。


秋季昇級審査(2022年10月2日 パルシー柔道場)

本日秋季昇級審査が行われ、少年部の皐太が三級、一般部の松井さんが同じく三級に昇級いたしました。

皐太は年中から始めましたので空手歴は4年半、松井さんは休会の1年を含めてちょうど4年になります。

皐太との組手を現在少年部で対等に行えるのは、学年が一つ上の瑛太と陸しかおりませんので、今回の組手は瑛太と陸のダブル見極めとしました。

三人とも3年前まで行われていた試合ではほぼ負けなしの常勝メンバーですので、動きにムダがなく、十分迫力がある組手を展開していますね。

ただ少年部は一般部と違って顔面へのパンチは禁止されていますので、ハイキックへの備えは意識しているでしょうが、全般的に構えが下になりがちです。

松井さんは昨年夏に右手の異常を訴えられ、11月に腱鞘炎の手術を受けられました。

普通1年も稽古から遠ざかりますと、そのままモチベもフェードアウトするケースが多いですが、初心を忘れずにまた先月から稽古に戻って来てくれました。

紹介者の成塚さんとの組手を見ましても、後ろに下がったり、横に移動して時間を稼ぐのではなく、それなりに攻撃の手を緩めずに8人組手を見事に完遂しました。

最後に審査にご協力いただいた皆さんありがとうございました。


夏季昇級審査(2022年7月31日 パルシー柔道場)

本日夏季昇級審査が行われ、少年部の旬瑛が五級、瑛太と陸が一級に昇級いたしました。️ 

空手歴は旬瑛が3年、瑛太が5年、そして年少から始めた陸が6年になりました。

旬瑛は今回の組手は7人のため、稽古で行う軸をおいて全員で廻る組手で規定の人数はクリアいたしました。ただ組手を見ていましても全身をフルに使って楽しそうに行っておりましたので、本人の意向を聞いたうえで皐太に追加の見極めをお願いいたしました。最初は闘志溢れる攻撃をしていましたが、皐太の蹴りが当たったためその後攻撃が減速してしまいました。ただ圧倒されるような体格差で、最後まで心が折れることなく組手を完遂したのには感心いたします。

お兄さんの瑛太は旬瑛と同じく一貫して攻めのタイプですが、ただ以前ほどがむしゃらな攻撃ではなく、経験を積んだためポイントを押さえた攻撃を繰り出していました。

陸は瑛太や旬瑛と比べますと、性格を反映してかどちらかと言いますと防御の巧みさが目立ちます。かといって攻撃に消極的かというとそんなことはなく、要所要所で的確な攻撃も見せていますね。

陸と瑛太はいよいよ次は黒帯ですので、少年部の稽古の総決算のつもりで稽古に邁進いたしましょう。

最後に審査にご協力いただいた皆さんありがとうございました 


春季昇級審査(2022年5月29日 パルシー柔道場)

本日春季春季昇級審査が行われ、一般部の佐渡山さんが九級、松藤さんが三級に昇級いたしました。 

佐渡山さんは、昨年6月に航生君と莉央ちゃんの親子3人で入会されました。最初は稽古の参加に躊躇されていましたが、子どもたちの頑張る姿を見て参加を決めてくれましたね。当初はミット打ちもぎこちない印象でしたが、最近は突きや蹴りのタイミングを身体で覚えてきました。組手を見ましても、まだ随所にぎこちなさは見られますが、入門当時から比べますと格段の進歩ですので、今後も子どもたちと一緒に稽古を続けていってください。

松藤さんは、入会されて4年半になりますが、今回久しぶりに昇級審査に挑戦されました。最近仕事の合間を見て、熱心にウェイトトレーニングに取り組まれているようですが、その甲斐もあり、攻撃は一段とパワーアップされました。ただ大浦くんのようにコンビネーションからの連続攻撃ではなく、単発の攻撃で終わってしまいますので、相手の攻撃に押され後ろへ後ろへと退がってしまいます。

組手では審判の印象を悪くしないため、同じく攻撃を避けるのでも、後ろではなく横へ移動するのが鉄則ですね。松藤さんは自分で改善すべき点はよく理解されていると思いますので、今回の組手の経験を今後の稽古に活かしましょう。

最後に審査にご協力いただいた皆さんありがとうございました


稽古納め(2021年12月26日 パルシー柔道場)

本日は稽古納めでしたが、サークルならびに保護者の皆様1年間お疲れ様でした。

昨年はコロナ禍のため、千本突きと千本蹴りが中止になってしまいましたが、今年は無事実施することが出来ました。他の武道、たとえば柔道では「千本打ち込み」、また剣道では「千本素振り(すぶり)」になります。

老子の「千里の道も一歩から」にインスパイアされた千本〇〇は、1年を締めくくるイベントとしての性格を持つと同時に、基本の動作を反復と継続によって確かなものにするという実践的な性格も合わせ持っていますね。

2019年暮れに中国武漢で発生した新型コロナウィルスも、感染者数が減少したとはいえ、終息宣言のないままに3年目を迎えようとしています。

この2年間を振り返ってみますと、20204月の第1波から20218月の第5波まで感染拡大が断続的に発生し、それに対応するように政府の緊急事態宣言も複数回発出されました。

サークル活動も、活動拠点のパルシーと農トレの休館のため、20203月〜6月、20211月〜3月とお休みになりました。

現在オミクロン株の感染拡大により、第6波の襲来も危惧されていますが、慎重過ぎて臆病にならずに、また楽観過ぎて無防備にもならずに、今まで通りのコロナ対策に努めていきましょう。

それでは皆様、お身体に気をつけて良いお年をお迎えください 


冬季昇級審査(2021年12月12日 パルシー柔道場)

本日冬季昇級審査が行われ、少年部の航生が九級、一般部の鈴木さんが三級、大浦君が参段に昇級(段)いたしました。

少年部の航生の組手の相手は、普段の組手では主に受け身にまわってくれている皐太でしたが、今回は昇級審査のため多少攻撃をするようにお願いしました。

普段の組手ではお兄さんたちが手加減をしてくれていますので、今回はいい経験をしましたね。航生はいつも腕を下げていますが、常にアゴのあたりに置く習慣をつけましょうね。

鈴木さんは、最近熱心に取り組まれているウェイトトレーニングのおかげで、攻撃のパワーと打たれ強さがアップしました。これからも空手の稽古と並行してウェイトトレーニングを継続していきましょう。

大浦君はすでに黒帯ですし、試合のトーナメントでも優勝経験がありますので、組手に関するコメントはありません。

ただコンビネーションの実技指導で、基本的な流れはよく理解していますが、少年部の突きの指導を例にあげますと、まだ少年部は腰を固定したままで腕だけで突きをする子が多いですので、カギ突きの際は極端に言えば腕は固定したままで腰を左右に回転させて突くことや、また下突きではヒジでわき腹を擦りながら内側から外側へ弧を描くように突くことなどを、子どもたちにも分かるように指導していきましょう。

以前もお知らせいたしましたが、昨年から少年部には小学校卒業の際、また一般部には初段取得の際に記念品を贈呈しております。大浦君の初段取得の際にはまだこの制度はありませんでしたが、今回参段を取得いたしましたので、特例として贈呈いたします。

最後に審査にご協力いただいた皆さんありがとうございました。


秋季昇級審査(2021年9月19日 農業者トレーニングセンター)

本日秋季昇級審査が行われ、少年部の皐太が五級、陸が三級に合格いたしました。

今回昇級をした陸と皐太は、入会してそれぞれ5年と3年になりますが、審査の組手からもパンチからキックへのコンビネーション、ハイキックへの防御、また攻撃の間合いの取り方など稽古の成果がうかがえますね!

皐太はストレートに攻撃していくタイプですが、陸は対照的に慎重に相手を見ながら攻撃を繰り出しています。今後もそれぞれの個性を活かしながら黒帯を目指して稽古に励んでいきましょう。

あと今回は受審者ではなく組手の相手役を務めてくれた晴幸ですが、いつも組手で攻撃されると弱気になって途中で勝負を諦めてしまうことが何度かありましたが(笑)、今回は泣きながらも最後まで組手を完遂してくれました。

空手に限らず少年スポーツの指導は直接的にはスキルを習得させることにありますが、将来そのスポーツを職業とする子どもたちは少数派ですし、ほとんどの子どもたちはそうではありません。

それでは少年スポーツに真摯に取り組んでいる全ての子どもたちが等しく手にするものは何かということになりますが、それは今回の組手の晴幸のように稽古を通して培った諦めない心や、また仲間を思いやる温かい気持ちなどになるのでしょうね。

ただそういった間接的な成果はスキルの習得や勝ち負けのように意図的に目指すものではなくて、日々の稽古を続けていく過程で結果的に身につけていくことになるのでしょう。

最後に審査にご協力いただいた皆さんありがとうございました。


春季昇級審査(2021年5月30日 農業者トレーニングセンター)

本日春季昇級審査が行われ、少年部の旬瑛が七級、祥太朗と晴幸、瑛太が三級に合格いたしました(祝)

今回の少年部の型審査は、成塚さんが前に立って規程の型の動きを行い、後ろの子どもたちはそれを真似る、つまりお手本とすることで実施されました。

皆さんご存知のように「学ぶ」の語源は「真似ぶ=真似る」ですので、成塚さんの型の動きを少年部がまねるのはいいのですが、同じまね方でも、断片的な動きだけをぎこちなくまねるのと、全体の流れをある程度頭に入れてまねるのとでは雲泥の差がありますね!

以前もお話しましたが、型は古くから伝わる攻防の技を、一連の動きにまとめたものですので、立ち方、移動、突き、蹴り、受けのエッセンスが詰まっています。

少年部にはまだ難しいかもしれませんが、型をやる際は、それぞれの挙動の意味を考え、仮想の相手を想定して行っていきましょう。

今回の型審査において、お世辞にも上手いとは言えませんが、基本的な動きはほぼマスターし、それなりの型稽古の成果が感じられたのは旬瑛でした!

旬瑛は、観るものに忘れていた勇気を思い出させてくれるような闘志あふれる組手を行いますが、型稽古の際は、意外にも今回指導をお願いしました黒須さんの言うことを素直に聴き、真摯に取り組んでくれました

物事に取り組むには、真摯さ(まじめで、ひたむきなこと)が必要ですが、他の子もその点は年下の旬瑛を見習いましょう(笑)

久しぶりの昇級審査のためいつもの記念写真を撮るのを忘れてしまいましたが、審査にご協力いただいた皆さんありがとうございました。


稽古納め(2020年12月27日 パルシー柔道場)

新型コロナウイルスに振り回された2020 年でしたが、サークルならびに保護者の皆さん1年間お疲れ様でした。本日は全国の空手道場で稽古納めに行われている恒例の千本突き、千本蹴りの予定でしたが、急きょ中止となりました。

今年は春先からの新型コロナウイルス感染を受けて、3月〜6月とお休みとなってしまいました。その後のサークル活動においても、稽古時間の短縮、全試合の中止、救命講習会の延期など大幅な制限を強いられました。

現在ワクチンの開発も進んでいるようですので、来年以降は徐々に収束に向かうとは思いますが、年明けからコロナ対策には十分気をつけて稽古に臨みましょう。

年末恒例の記念撮影も、今年は全員が異様なマスク姿でしたが(笑)、コロナ禍が過ぎればこの時期を象徴する思い出の1枚になりますね。

それでは体調に気をつけて良いお年をお迎えください。


冬季昇級審査(2020年12月20日 パルシー柔道場)

本日冬季昇級審査が行われ、少年部の皐太が七級に、また一般部の鈴木さんと松藤さんが五級に合格いたしました。

皐太は今年は試合が全て中止のため稽古の成果を試す機会がありませんでしたが、来年から徐々に再開されますので引き続き稽古を頑張りましょう。

鈴木さんと松藤さんは共に闘志あふれる力強い組手でした!

鈴木さんは今までは突きや蹴りを最後まで打たなかったり、振り切らなかったりの弱気な攻撃がよく見られましたが、今回はそれらが吹っ切れた感じで自信に満ちた攻撃でした。

また松藤さんはパワーを活かした攻撃はいいのですが、終始全身に力が入った状態ですので、普段は力を抜いた状態から攻撃の際に力を集中するなどメリハリの効いた攻撃を心がけましょう。

ちなみに審査の最後を務める人は稽古の成果を見極めるという意味で単に見極めといいますが、例外はありますが原則としてベテランのスタッフが紹介者の場合はそのスタッフが務め、そうでない場合は若手の指導員の大浦君がその任に当たってもらっています。

最後に審査にご協力いただいた皆さんありがとうございました。


秋季昇級審査(2020年10月18日 パルシー柔道場)

本日秋季昇級審査が行われ、少年部の旬瑛が九級、晴幸と瑛太と陸が五級に、また一般部の松井さんが五級に合格いたしました。祥太朗は日程の調整がつかなかったため、審査は来週以降に受けてもらいます。

少年部は春に学年が上がるごとに審査を実施しておりましたが、今年は新型コロナウイルスの影響で2シーズン遅れの実施となりました。 

現在長びくコロナ禍のため大会は全て中止となっておりますが、他の道場でも子どもたちが来たるべき大会に向けて黙々と稽古に励んでいます。

大会の直前になってからの稽古では限界がありますので、今から着実に実力をつけておきましょう。

松井さんは一昨年9月に入会されましたのでちょうど3年目に入りましたね。去年まででしたら秋の大会の副審で忙しい時期ですが、また大会が再開された際はご協力よろしくお願いいたします。

最後に審査にご協力いただいた皆さんありがとうございました。


少年部卒部記念品贈呈(2020年7月19日 パルシー柔道場)

このたび遥生と陸斗に、コロナ禍のため遅くなりましたが、少年部卒部の記念品が贈られました。

ふたりとも6年間空手を続けてくれましたが、自分ファーストではなく小さい子どもたちに常に優しく接してくれてありがとう。

中学生になると、空手などの個人競技からサッカーや野球の団体競技を始める子が多いですが、チームワークを通して協調性を育む意味でも大いに結構なことだと思います。

ただ学校を卒業して社会人になると、アマチュアの団体競技を継続させることはメンバーの確保の点からもなかなか難しいようです。

少年部卒部で空手から離れて、社会人になってから再開するケースもありますが、せっかく6年間続けてきたのだから時間をつくって稽古を継続するのも悪くはないでしょう。

遥生と陸斗は黒帯といっても、あくまで少年部の黒帯ですので、今後は出来れば一般部の黒帯を目指して下さい。


冬季フル空連指定大会(2020年2月29日 県立武道館)

本日冬季指定大会が開催され無事終了いたしました。

皐太と瑛太はコメントの必要がないほどの快勝でした。特に瑛太は自ら2試合を希望して、2試合とも見事な勝利を収めました。

祥太郎は初戦は積極的に攻撃しましたが、相手のハイキックが目立ったためか判定で負けてしまいました。2試合目も同じような攻撃でしたが今度は運良く判定勝ちになりました。ただお父さんが言うようにお世辞にも快勝とは言えませんね。

祥太郎はせっかちなためどうしても接近戦になりがちですので、今後はハイキックの間合いを取ることを稽古で身につけましょう。

隆之介は初戦は相手と互角でしたが、終了間際に相手のハイキックを受けてしまいました。2試合目では得意のハイキックと上段前蹴りで勝利を引き寄せました。

結果的には4人全勝ということですね。


忘年会(2019年12月22日 台湾料理 聚福源)


稽古納め(2019年12月22日 農業者トレーニングセンター)

本日が稽古納めになりますが、サークルならびに保護者の皆さん1年間お疲れ様でした。

先月の試合後は移動&型稽古が増えましたが、フルコン系道場の中には型稽古は一切行わず、組手いわゆるスパーリングだけを行っているところもあります。

それはそれでよろしいと思いますが、下剋上会では長い歴史を持つ伝統空手の礼儀作法や型を重視し、かつ組手ではフルコン流派と何ら遜色のない直接打撃制を採用しています。

つまり稽古の由来となった「稽古照今(けいこしょうこん)」=「古(いにしえ)を稽(かんが)え、今(いま)に照(て)らす」の字義通り、過去の教えに思いを馳せ、その教えを現在の実践空手に活かしているということですね。

またこの1年は瑛太の後頭部打撲のアクシデントを受けて、救命講習会などの安全対策にも取り組んできました。

事故防止の緊張感を維持するためにも、今後も講習会を継続していきたいと思いますので、皆様のご協力よろしくお願いいたします。

それでは風邪などひかれませんように良いお年をお迎えください。


冬季昇級審査(2019年12月15日 パルシー柔道場)

本日令和元年最後の昇級審査が行われ、橋詰さんが一級に合格しました。皆さんのご協力ありがとうございました。

ひろちゃんも入会して約3年になりますが、入会のきっかけは大浦くんの健康空手という誘い文句でした(笑)その後成塚さんの冷や汗レベルの組手に鍛えられ、ついに色帯最高位の茶帯まで到達しました。

その明るいキャラでマネージャーとして活躍してくれる一方、休憩時間には男の子たちの遊びの輪に入れないりほちゃんのお姉さん役になってあげたりと、いまやサークルにとって欠かせない存在ですね。

今後も大浦くんと一緒に、そしてゆくゆくはファミリーで空手を続けていってください。 


秋季フル空連主催大会(2019年11月4日 パルシー武道場)

本日は秋季主催大会が開催され、少年部からは5人が参加しました。

晴幸は惜しくも判定で負けてしまいましたが、今までは腰が引けた状態で後ろに下がっていたのが、今回は常に前に出て攻撃していました。今までの試合と比べると格段の進歩ですね

あと祥太郎は技ありで勝ちましたが、最初なぜ勝てたんだろうと不思議な思いでした。その後お母さんのスマホで確認しましたら、相手のハイキックをガードし、その後すかさずハイを決めていました。

陸は最初押され気味でしたが、終始落ち着いた試合運びで終了間際に見事ハイキックで勝利を勝ち取りました。

瑛太と皐太は共に勝ちましたが、瑛太の場合は相手が同じタイプでお世辞にも快勝とは言えませんね。でも接戦を勝ち抜くことも大切な経験ですので今後の試合に活かしましょう。 

保護者の皆さま、応援の石澤さんと橋詰さん、そして副審の松井さん、お疲れさまでした。 


救命講習会(2019年10月20日 パルシー柔道場)

本日の救命講習会お疲れ様でした。お忙しいなか蓮田消防署から3名の署員の方が、講習会の講師として出張してくださいました。

事前に講習内容を少年部の怪我を中心にお願いしましたので、救命講習の定番の胸骨圧迫とAED、また止血法以外に、心室細動や肋骨骨折による内臓損傷などの胸部・腹部外傷、硬膜下出血などの頭部・頸部外傷などの処置も講習で取り上げてくれました。

救命講習を受講しますと、普段何気なく行なっている稽古も危険と隣り合わせなのが良く分かりますね。今回の講習も単発で終わらせるのではなく、救急車が到着するまで現場で出来る処置の確認のためと、稽古で怪我をしないための適度な緊張感を維持するためにも継続して開催したいと思います。 


秋季昇級審査(2019年9月29日 パルシー柔道場)

本日昇級審査が行われ少年部の皐太と隆之介がそれぞれ九級と三級に、また一般部の松井さんと鈴木さんが七級に合格しました。

皐太は最近試合での活躍が目立ちますが、型が上達するともっと強くなれるのでさらに上の級を目指しましょう。隆之介は今回の組手はよく頑張りました。同じ年頃の子がいないのにもかかわらず組手は確実にレベルアップしています。

松井さんは昨年9月に入会されてちょうど1年ですね。ほぼ休まず参加していただきありがとうございます。鈴木さんも組手では積極的に攻撃されていて感動いたしました。これからも皐太と一緒に親子で空手を続けて行ってください。

あと以前石澤さんが試合参加を決めた際、隆之介に試合に出る前は緊張することを話したところ、「自分だって試合前はいつも緊張しているよ」と言われたそうです。隆之介や皐太はたったひとりでそのプレッシャーに立ち向かっているわけですので、石澤さんや鈴木さんも我が子がどんな思いで戦いに臨んでいるのか、それを理解するためにも試合への参加を検討してみましょう。

最後に審査にご協力いただいた皆さんありがとうございました。特に陸斗は、隆之介の組手の相手がいないため、曽我さんにその旨をお伝えし参加をお願いしたところ、サッカーがあるにもかかわらず審査に間に合うように駆けつけてくれました。


秋季合同練習試合(2019年9月1日 久喜市総合体育館)

本日は試合参加の子どもたちと保護者の皆さん、審判講習会に参加された成塚さん、また応援に駆けつけてくれた松井さん、お疲れさまでした。 

今回も前回同様、勝った子も負けた子もいましたが、負けた子は今回なぜ負けたのか、次回勝つためにはどうすればいいのか、スマホの動画を見ながらお母さんやお父さんと話し合ってみましょうね。

紘太郎はデビュー戦残念でしたが、今回の練習試合で自分のウィークポイントがよく分かったと思います。お風呂上がりのストレッチ頑張りましょう。 

晴幸はどうしても手を下げた状態で受け身の試合になりがちですので、きちんとガードをして積極的に攻撃していきましょう。


夏季フル空連指定大会(2019年7月14日 毎日興行アリーナ久喜)

本日夏季指定大会が無事終了いたしました。

今回は、皐太、祥太郎、瑛太、陸、遥生の5名が出場し、結果は皐太、祥太郎、瑛太、陸は見事メダルをゲットしました。

特に皐太は2試合申し込んで2勝しました。試合が長引いて泣き癖が出る前に、早いうちに技有りを取ったのが勝因ですね。

あと今回からエキスパートで参加の遥生ですが、さすがに今までとはレベルが違うためか、惜しくも負けてしまいました。次回頑張りましょう。

保護者の皆さん、また審判をされた成塚さん、由利さん、松井さん、お疲れさまでした。


春季フル空連主催大会(2019年4月28日 松戸市和名ヶ谷SC)

本日は選手ならびに付き添いの皆さんお疲れ様でした。

少年部のルーキートーナメントに参加した遙生と陸斗は、それぞれ決勝まで勝ち上がり同門対決となりました。

決勝戦はお互いにやりにくかったと思いますが、遙生が優勝、陸斗が準優勝となりました。

大浦君は残念ながら初戦突破できませんでした。対戦相手には過去に1勝勝ち越しておりましたが、今回は相手のパンチが目に当たってしまいました。

あと副審を引き受けてくれた由利さんも、早くからの会場セッティングと後片付けお疲れ様でした。


春季合同練習試合(2019年3月31日 久喜市総合体育館)

本日は試合参加の子どもたちと保護者の皆さんお疲れさまでした。

今回は勝った子も負けた子もいましたが、試合結果に一喜一憂するのではなくて、次の試合のために勝った子は勝因を、負けた子は敗因をお母さんやお父さんと一緒に考えてみましょうね。

例えば祥太郎はいつも接近して正拳突きで攻撃しますが、今回は距離を置いたハイキックが綺麗に決まりました。後半はいつもの正拳突きが相手の顔面に当たり、イーブンになりましたが、その後正拳突きから下突きに切り替え見事勝利しました。

また陸斗は最初相手のハイキックで技有りを取られますが、その後相手が守りの態勢に入りましたので、なかなかハイキックが決まりません。すかさずローキックに切り替え、相手にダメージを与えて技有りを取り、最後の旗判定で勝利をゲットしました。


春季昇級審査(2019年3月24日 パルシー柔道場)

日昇級審査が行われ、年長組のちびっ子たちが八級と七級に、また一般部の松井さんと石澤さんがそれぞれ九級と初段に合格しました。 

年長組のみんなは4月から小学生ですが、勉強と空手を両立させて文武両道を目指しましょう。

井さんは9月に入会されてちょうど半年ですが、初の昇級おめでとうございます。

石澤さんは念願の黒帯おめでとうございます。初段を取得しますと自動的に指導員になりますので、今後は後進の指導もよろしくお願いいたします。

最後に審査にご協力いただいた皆さんありがとうございました。


稽古納め(2018年12月23日 パルシー柔道場)

本日が稽古納めになりますが、サークルならびに保護者の皆さん一年間お疲れさまでした。この一年子どもたちに大きな怪我もなく無事に終わることが出来ました。特に幼年部同士の組手には十分注意していますが、安全面でのご協力よろしくお願いいたします。

中国古典の呉子に「戦場では死を覚悟した者が生きのび、生きながらえようとする者は逆に死をまねく」という言葉があります。戦乱に明け暮れた古代中国の言葉が、現代にそのまま当てはまるとは思いませんが、この言葉のパラドックスには考えさせられるものがあります。怪我を怖れて腰が引けた状態で組手に臨むのではなくて、勇気を持って相手に立ち向かうことが大切だということですね。

風邪に気をつけて良いお年をお迎えください。


冬季昇級審査(2018年11月25日 パルシー柔道場)

今回の審査で少年部の俊来が初段に、また一般部の橋詰さんが三級に合格されました。

来は途中でやめていく子が多い中で6年間続けてくれて本当にありがとう。中学ではテニス部に入るようですが空手で培ったガッツで頑張ってください。またお父さんも長い間送迎お疲れ様でした。

橋詰さんは今回の8人組手でだいぶ疲れたようですが、黒帯まで審査はあと2回ですので頑張って下さい。

審査にご協力いただいた皆さんありがとうございました。


秋季昇級審査(2018年10月21日 パルシー柔道場)

今回昇級審査が行われ、由利さんと鈴木さんがそれぞれ五級と九級に昇級されました。

おめでとうございます。

私のお誘いで50代後半から始められた由利さんの努力には本当に頭が下がります。また副審としてサークルのために貢献していただきありがとうございます。

鈴木さんはクセがなくきれいな空手の動きですので、このまま続ければ十分強くなりますので頑張ってください。

今回の審査にご協力いただいた皆さんお疲れさまでした。


秋季合同練習試合(2018年9月2日 久喜市総合体育館)

合同練習試合が無事終了しました。今回は幼年部6名、少年部3名の合計9名が出場しました。付き添いのお母さん・お父さん、それに応援に来てくれた松藤さんファミリーお疲れさまでした。

今回は真一朗と晴幸が初勝利を飾りました。晴幸のお母さん長らくお待たせいたしました。

皐太はデビュー戦残念でしたが次回頑張りましょうね。